評価は以下4段階とする。
◎:優/○:良/△:可/×:不可/?:不明・未確認
■FitzNOTE
国産のアウトラインプロセッサ。
以下、主な使用感を記す。
FitzNOTEは、Windowsツール系の煩雑な画面構成とUIが、個人的には苦手だったのと、ラベルやアイコンが直感的に分かり辛いこと、プロジェクトの実装にd3を超えるものがなかったことで、使うには至らなかった。
GTDではどうしてもスキームの制約があるので、これを現実に投影して、運用で上手く取り回すことが出来るツールかどうかが、ツールを選ぶ際の焦点になると感じた。
俺にとっては、現在の時点ではd3が最も現実を忠実に投影出来るツールということになるのかもしれない。
GTDに限定せず、ファイラ兼のアウトライナー、アイデアプロセッサ、タスク管理ツールを求めているならば、このツールを試す価値はあると思う。
works4Lifeさんでのレビューが詳しい。
◎:優/○:良/△:可/×:不可/?:不明・未確認
■FitzNOTE
| 項目 | 評価 | 補足事項 |
| 環境 | ローカル側 | WinAPI |
| 機能性 | ○ | |
| 操作性 | ○ | |
| 視認性 | △ | |
| スケジューラ | ○ | |
| リマインダ | △ | 日付パネルから設定 |
| 連動性(携帯) | × | |
| 連動性(PDA) | × | |
| タグ | × | 独自の進捗ラベルあり |
| 安定性 | ◎ | |
| 課金 | 無料 | |
| 総合 | 65点 |
国産のアウトラインプロセッサ。
以下、主な使用感を記す。
- VB作成ライクなWinAPIなので、最近のWEB系のツールと違って、画面のUIがごちゃごちゃしている感は否めない。
色々なアイコンがあるが、どれを使えばどうなるのか最初は分からず、戸惑いを感じた。 - ソフトを終了しようとすると、ファイル保存の処理になり、処理を飛ばして終了するには、現在のファイルを保存せずに終了>本当によろしいですね?といった余計な処理にはイライラした。
- 同じアウトライナーのMylife Organizedのように直感的に使うには難しい。このソフト独自の実装や概念、用語にある程度の慣れが必要。
- 右クリックから項目名が変更できず、編集から行うしかないのは不便に感じた。
- ドラッグアンドドロップで階層の移動が出来るのは便利がいい。
- タスク(項目)へのラベル付け(至急、必須、未決など)が出来るのはいいが、ラベルのアイコンが一目で何を指しているのか分かり辛い。
- 同様に、タスクの進行状況についても、ステータス(未着手、進行中、完了、保留など)が選べるのだが、これもアイコン表示のため、慣れるまではどれがどの状態なのか判別が付き辛い。
このあたりをテキスト表示などを選べる仕様であれば良かったのだが。 - 完了マークはチェックで表示され、完了したブックや項目は左のペインから一目でそれと分かる。
右クリック>進行状況>完了をクリック、といった手順を踏むので、完了にしたときの心地よさはあまりない。
出来れば、こういったツールではチェックボックスのクリック一発など、完了時の心地よさの表現が欲しい。 - アプリケーションはEXEで起動し、FitzNOTE形式の拡張子(.ftz)でファイルを保存する。
- タスクステータスについては、フィルタ専用のアイコンがそれぞれ設けられているので、ステータスからのフィルタはかけることが出来る。
- カレンダーからタスクを作成した場合は、時計のアイコンのタスクとして表示され、カレンダーの日をクリックすると、その日の項目一覧に表示される。
- 各ノードには、ファイル添付機能があり、ファイラとしても使うことが出来る。このあたりはちょっと紙Copiにも似ている。
- GTD的に使う場合は、ブックにInboxやNextActionといったGTDリストを設定し、その中に項目としてタスクを作るやり方になるだろう。
進捗ステータスの管理機能は充実しているので、未着手や進行中といったステータスを各タスクに割り振って、進捗状況を管理していくことになる。 - また、GTD専用ソフトではないため、Contextやタグが実装されてないので、ノードをどのように管理するかといった部分も問題となる。
このソフトの場合は強力な進捗機能、ラベル、検索で行うといったことになるだろうか。 - 俺が使用上で一番大きな問題に感じたのは、プロジェクトの実装の難。
といっても、これはFitzNOTEだけではなく、他のソフトと同様なのだが、FitzNOTEでも、リスト(ブック)とタスク(項目)という2層管理(実際には項目の下にさらに項目を作れるため、ネスト化できる。)であり、GTDの「プロジェクト」についてはどう反映させるかという運用上の問題が発生する。
例えば、d3の場合、タスク=ノード(Tiddler)の状態については、
【NextActionのステータスを付与する】且つ【プロジェクトXXXに所属する】
NextAction
|_ノードA
且つ
プロジェクト1
|_ノードA
という状態を与えることが可能である。
これは、TiddlerのcontextにNextActionを設定し、更に、何がしかのプロジェクトを作りそこにGTDリストとして所属させることで実現する。
つまり、ベクトルの違う二つの管理用リスト(Context=GTDリストとプロジェクト)に同時に所属させることで実現している。
d3では仕様上からネストを上記の2階層以上には出来ない。
(一部、プロジェクトにサブプロジェクトを作ることは出来るが、上位と下位のプロジェクトが連動しないため、お奨め出来ない。もしかしたらいいやり方があるのかもしれないが。)
(完全なるネスト化は出来ないが、Tiddlerの中で、他のTiddlerのタイトルを[[]]で囲むことで、そのTiddlerへのリンクが発生し、リンクを辿ることで関係したTiddlerを構造化することが出来る。)
FitzNOTEでは、ノードの階層を深くすることでこれを行う。
但し、このやり方の場合は、各GTDリストにそれぞれプロジェクトを作らなければならず、3階層になる。
NextAction
|_プロジェクト1
|_ノードA
もしくは、プロジェクトを上位にしてGTDリストを下位に設定する方法もあるが、このやり方では非常に作成や管理が煩雑になる。
というのも、
Inbox
|_プロジェクト1
|_ノードA
|_プロジェクト2
|_ノードB
|_プロジェクト3
|_ノードC
NextAction
|_プロジェクト1
|_ノードD
Waitfor
|_プロジェクト2
|_ノードE
のように、リストごとにプロジェクトを設定する必要があるためだ。
仮にプロジェクトの状態が変更した場合、全てのリストについて修正を加えなければならない。
一度d3での前述のやり方に慣れると、リストレベルでプロジェクトを管理する後者のやり方には違和感を感じてしまう。
これが、俺がd3以外のツールを中々使う気にならない理由だ。
タスク管理ツールの場合、階層を深くしていくと管理が物凄く難しくなってしまう。階層は2層〜3層程度に留め、Contextとプロジェクトの管理体系が違うことがベストだ。
Remember The Milkの場合は、運用での工夫を行い、タグとスマートリストの検索を駆使することで擬似的に似たような状況を作り出せる可能性はある。
が、最初からそれとして実装されているd3での扱いがやはり一番自然な方法に感じる。 - 完了したブックや項目は、ごみ箱行きを想定しているのかもしれないが、個人的には後で見返す可能性もあるので、アーカイブ化して欲しいところ。
FitzNOTEは、Windowsツール系の煩雑な画面構成とUIが、個人的には苦手だったのと、ラベルやアイコンが直感的に分かり辛いこと、プロジェクトの実装にd3を超えるものがなかったことで、使うには至らなかった。
GTDではどうしてもスキームの制約があるので、これを現実に投影して、運用で上手く取り回すことが出来るツールかどうかが、ツールを選ぶ際の焦点になると感じた。
俺にとっては、現在の時点ではd3が最も現実を忠実に投影出来るツールということになるのかもしれない。
GTDに限定せず、ファイラ兼のアウトライナー、アイデアプロセッサ、タスク管理ツールを求めているならば、このツールを試す価値はあると思う。
works4Lifeさんでのレビューが詳しい。
works4Life fitzNOTEを使ってみて
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