2007-04-21 [Sat]
去年の終わりから3月くらいまでに始めた3つのメソッドで、生活の様々な局面に生じる効率が劇的に向上したように感じる。
俺は元々、物覚えが極端に悪く、一つの事にいつまでもぐずぐずと固執し、周りが見えず自己中心的に行動し、視野が狭いといつも言われ、深く考えることなく感覚的にその場が良ければいい、計画性の全くないというふうでこれまで生きてきた。
典型的なダメ人間である。
(ネット上でそうは見られないのは、テキストに対する校閲・構成能力が自分でも異常とも思えるほど高く、長文に対しても見て瞬時にミスや校正誤りが読み取れるため、文章に対する破綻を印象付けることが少ないからだと思われる。実態の人格や生活習慣は文章とはかけ離れてかなり破綻している。)
だが、これを始めたことにより、身の回りの精神的・物理的な物事、抱えている仕事ややるべきタスク、管理不能、管理放棄に陥っていた諸物など、目の付く位置や認識にありながら自分で管理出来ていなかったものが、手元に引き寄せられるようになり、頭の中が明確にクリアになってきたのを感じている。
GTDでいう、明鏡止水、武道の達人が達する水のように澄んだ心境に似た面持ちすら、時に味わうことが出来る。
今でも、入出金だとか領収書の管理はうまくいってないが、それでも、以前より身の回りの雑然とした物事に対し、エントロピーは遥かに減少したように思う。
それは、以下の3つを実践しているからだ。
では、それぞれのメソッドを見ていこう。
1.GTDとd3(とシステム手帳)
参照記事
GTDはいうまでもなくデビッド・アレンの提唱するGetting Things Doneで最近流行っているライフハックスの走りであり、要約すると全てのやるべきこと、管理すべきものを一つのシステマティックな受け皿に入れていくという、書けばただそれだけの事なのだが、続けていくと驚くべき効果を発揮する。もうGTDなしの生活には戻れないほどにだ。
俺はこれで、以前よりは少なくとも大分ましな人間になった気がする。
依然として駄目な方に近い人間ではあるが。
始めた直接のきっかけは、本屋でたまたま買った「LIFE HACKS PRESS」と「エンジニアのための時間管理術」の2冊から。
その後、ITメディアの記事を見たり、デビッド・アレンの本を買ったりして概念や手法を学んだ。
d3(d-cubed)は、俺が使っているGTDのツールになる。
提唱者のアレンは、GTDを実践するのは何でもよく、それこそ紙と鉛筆、書類受けだけでもよいし、PalmなどのPDAでもOutlookなどのデジタルツールでも何でもいいといっている。
確かに理念的にはそうだが、GTDの最も大きなポイントは、どんなツールを使うかに収斂されるといっていい。
俺はやる前に少なくとも10以上のツールを試した結果辿りついたのがd3だ。
手帳もフランクリン・プランナーからTime/systemに変え、現在はデジタルのd3とアナログのTime/systemを併用しているのが俺のGTDということになる。
GTDはスキーマだけは決まっているが、個人の運用は千差万別なので、ライフハックスが流行っているのも、他人がどんな運用やどんなツールを使っているか、どこでつまづく原因があるかといった内容を知りたいためなのだ。
それは現在のネット社会、ブログなどによる個人の情報を公開するという時代に即しているのかもしれない。
GTDでとにかくいいのは、何でもそこに入れておきさえすればいいという状態を作り出すことで、いつでもそこを見れば思い出せる、よって忘れることが出来るという状態になれることで、脳のキャパシティを有効活用出来ることにある。
これをしていないと、あれも覚えておかないと、これもやらなければならない、と脳の記憶領域が一時的な大量の記憶に注がれるため、余分な事に確保出来ない。
そのため、新しいアイデアや、快活な精神を沸き起こすことが難しくなる。
常に小テストの前のような状態にさらされているため、そのような状態に陥るといえる。
これをGTDではシステムの受け皿を作ることで、脳が記憶する代わりに、忘れないうちにすぐにシステムに落とし込み、脳が余計な一時記憶をしなくてもよい状態を作り出す。
この状態を一度運用に乗せきってしまえば、色々な物事が、精神的にも物理的にも一度に押し寄せたところで、切っては投げ、切っては投げ、とタスクを次々とこなすことが出来るようになってくる。
全ては目に見える形でシステムの中に入っているので、それを見れば自分を取り巻く状況や迫っているやるべき事、忘れてはならない事が全て明瞭に認識できる。
これは人生を変えるくらいにインパクトがあると断言出来る。
文字を覚えたこと、パソコンを使い始めたこと、免許を取ったときと同様、いやそれ以上に、俺の人生の中でも、最大の変化の一つといっていいだろう。
全てのメソッドを統合する考え方がGTDなのだ。
まさに最強のライフハックスといっていい。
そしてd3はローカルのPCツールの中では最強のツールだと思っている。
オンラインならばRemember The Milk、オフラインならd3というのが俺のお勧めだ。
また、システム手帳のTime/systemはパートナーサイズであるが、これは、
などの理由で、これもお勧めのシステム手帳だと思う。
これまでは手帳すら使ったことがなかったが、今ではレシートの金額や、外出先でやるべき事など、手帳がなければ不安になるくらい依存しているが、このくらいでいいと思う。
2.秀丸のはてな式運用
参照記事
これは、始めたきっかけは、カフェイン中毒クロニクルさんの記事から。
俺は人に比べても書く文章の量は多いと思うが、これまではインプットやアウトプットの場所が決まっていなかったため、ある意味で書く習慣がちゃんとしていなかった。
ブログやSNSなど、その時書く対象に応じて直接書いていたので、テキストの場所は混在し、一元管理出来ていなかった。
自分の書いたものを自分で把握出来ないというのは、ごみを出すばかりで一向片付けもせず散らかり放題、という最悪の状況に陥っているのと同じことだ。
今年2月くらいから、秀丸のGrepで一元管理し始めてからは、何でも安心してまずはローカルに書いてみることが出来る。
その上でブログやSNSなど出す場所を考えればよい。外に出さず、PCにしまっておいてもよい。
これで入力の場所が固定化され、出力はその都度考えるという運用となり、Grepをかければ全てのテキストが一元して取り出せ、自分の精神や時間の流れを見ることが出来る。
これはテキストを一定以上書く人、ブログを書いている人に取っても非常にお勧めの方法だ。
一度書いたテキストは基本的に秀丸に保存されているため、仮にブログやSNSで書いている途中にブラウザが落ちても、何らダメージはない。コピーしなおすだけだ。
もし直接書いている途中ならば、全文消えた後、同じ内容が書けるか、そもそも書く気が起きるかどうかだが、俺の運用では一切関係ない。
俺にとっては、まさに天啓ともいえるテキストの運用方法だといえるだろう。
但し、普段文章を書いたりしない人、特に長文をほとんど書かない人には、やってもやらなくても余り変わらないだろうことは付しておく。
3.Socialtunesによるモノ管理
参照記事
これは、ライフハックス関連でよく見ていた「シゴタノ!」の大橋さんが紹介していたので知った。
大橋さん自身も本の管理ツールを探していたところ、ブログのコメントで紹介されて知ったらしい。
ブログの力というのはすごい。
シゴタノ!はライフハックスや仕事術のハブブログとして、有効な情報が集まってくるのだろうと思う。
Socialtunesは3月末に使い始めたばかりだが、GTD的に管理することで、GTDでは扱えない部分も補うことが出来る。
Socialtunesは、アマゾンのAPIとデータベースを使って、物を管理するツールだが、そこにタグを付けることが出来るので、欲しいもの、今探しているもの、購入を迷っているもの、今読んでいる本、売る予定の本、読んだり使って感想を書いたものなどを一手に管理出来る。
(感想を書くならアマゾンでも書けるじゃないか、どこが違うんだ、と思う人もいるかもしれないが、アマゾンで出来るのは商品に対する感想を書くことと、自分のプロフィールから感想を書いた商品を一覧出来るだけで、それに付帯するステータス、例えば次の給料で買うものだとか、今読んでいてレビューを書きかけのもの、といった状態を管理する機能は全くない。
あくまで感想を書くだけなので、ツールとしての機能は全く異なる、というか、アマゾンで管理することは不可能だといっておこう。)
GTDは基本的に、やるべき事や身の回りの雑然とした物事を管理するのであり、物自体のステータスを直接管理する目的とはしていない。
また、そうしたツールも基本的には存在しない。
ただ、Socialtunesはその部分のみにスポットを当てているので、物に付属する上記に挙げたような様々なステータスをタグで付与し、アマゾンにありさえすれば全て管理出来る。
個人所有で多くなるのはとりわけ本とCDだと思うが、特にこれを管理するのにはすごく向いている。
モノの管理を全てSocialtunesに委託することで、本来のGTDにも紛れがなくなるというメリットもある。
もしSocialtunesがなければ、GTDツール側で、「CDを買うこと」「PCの調査」「売る本のリスト化」などといったタスクを用意しなければならないが、モノ関連は全てSocialtunesにぶち込めば、GTDツール側ではそうしたタスクを扱わなくて済む。
俺は基本的にツールを増やすのは、IDの管理の手間が増え、やり方やアクセス方法をどこかに記憶せねばならないなど、管理する煩雑さが増えるので、好ましくないと思っている。本当に必要なツールだけ使い、出来るだけ絞っていっている。
が、そんな中でもSocialtunesは必須といっていいツールになりつつある。
また、会社でのタスクでは、社外秘扱いであり、WEBサービスで扱うのは躊躇われるが、Socialtunesで扱うのは本やCDといったモノなので、そういったセキュリティとも関係がないのがいい。安心して使うことが出来る。
同じようなサービスにブクログや本棚.orgがあるが、Socialtunesは、タグが使える、日本語で商品検索が出来るなどの点で、それらのサービスの使い勝手を上回っている。
現在、ライフハックス界隈のブログではかなりの人気を誇っているのだ。
唯一不安なのは、GTDや秀丸のように恒久化された考え方やアプリではなく、アルファバージョンのサービスだということで、いつどうなってもおかしくないということ。
そのため、ある日サービスがなくなってこれまで管理してきた商品データが一瞬にして無に帰す事も覚悟しておかなければならない。
が、そのリスクを抱えてもなお、使う価値のあるサービスだといえる。
以上3つが、劇的に生活の質を変え、効率を向上させる可能性のあるメソッドだ。
これらを日々使っていくと、凄く便利になったというよりは、これが当たり前の事であり、むしろ今までが如何に無駄が多いやり方をしていたのかと痛感させられる。
なお、4番目にくる可能性があるものとしては、マインドマップとMindManager。
参照記事
高いので試用版しか使っていないが、これは考え方としてはGTDを補完する強力な方法になる。
Socialtunesと同様、GTDでは管理が難しい精神面でのアイデアプロセッサとして活用していければかなり有効だと思う。
MindManagerはツールとして非常に良く出来ているが、スタンダードを買うと4万前後するので、手が出せていない。
しかし将来的に必ず手に入れたいツールになっている。
俺は元々、物覚えが極端に悪く、一つの事にいつまでもぐずぐずと固執し、周りが見えず自己中心的に行動し、視野が狭いといつも言われ、深く考えることなく感覚的にその場が良ければいい、計画性の全くないというふうでこれまで生きてきた。
典型的なダメ人間である。
(ネット上でそうは見られないのは、テキストに対する校閲・構成能力が自分でも異常とも思えるほど高く、長文に対しても見て瞬時にミスや校正誤りが読み取れるため、文章に対する破綻を印象付けることが少ないからだと思われる。実態の人格や生活習慣は文章とはかけ離れてかなり破綻している。)
だが、これを始めたことにより、身の回りの精神的・物理的な物事、抱えている仕事ややるべきタスク、管理不能、管理放棄に陥っていた諸物など、目の付く位置や認識にありながら自分で管理出来ていなかったものが、手元に引き寄せられるようになり、頭の中が明確にクリアになってきたのを感じている。
GTDでいう、明鏡止水、武道の達人が達する水のように澄んだ心境に似た面持ちすら、時に味わうことが出来る。
今でも、入出金だとか領収書の管理はうまくいってないが、それでも、以前より身の回りの雑然とした物事に対し、エントロピーは遥かに減少したように思う。
それは、以下の3つを実践しているからだ。
- GTDとd3
- 秀丸のはてな式運用
- Socialtunesによるモノ管理
では、それぞれのメソッドを見ていこう。
1.GTDとd3(とシステム手帳)
参照記事
- テキストジャンキーのための思考とツールの使用法
http://dazero.blog96.fc2.com/blog-entry-25.html - GTD/タスク管理ツールの使い勝手ダイアグラム d3(d-cubed)
http://dazero.blog96.fc2.com/blog-entry-78.html
GTDはいうまでもなくデビッド・アレンの提唱するGetting Things Doneで最近流行っているライフハックスの走りであり、要約すると全てのやるべきこと、管理すべきものを一つのシステマティックな受け皿に入れていくという、書けばただそれだけの事なのだが、続けていくと驚くべき効果を発揮する。もうGTDなしの生活には戻れないほどにだ。
俺はこれで、以前よりは少なくとも大分ましな人間になった気がする。
依然として駄目な方に近い人間ではあるが。
始めた直接のきっかけは、本屋でたまたま買った「LIFE HACKS PRESS」と「エンジニアのための時間管理術」の2冊から。
その後、ITメディアの記事を見たり、デビッド・アレンの本を買ったりして概念や手法を学んだ。
![]() | Life Hacks PRESS ~デジタル世代の「カイゼン」術~ 田口 元 安藤 幸央 平林 純 技術評論社 2006-03-23 売り上げランキング : 1234 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
![]() | エンジニアのための時間管理術 Thomas A. Limoncelli 株式会社クイープ オライリー・ジャパン 2006-10-19 売り上げランキング : 9225 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
d3(d-cubed)は、俺が使っているGTDのツールになる。
提唱者のアレンは、GTDを実践するのは何でもよく、それこそ紙と鉛筆、書類受けだけでもよいし、PalmなどのPDAでもOutlookなどのデジタルツールでも何でもいいといっている。
確かに理念的にはそうだが、GTDの最も大きなポイントは、どんなツールを使うかに収斂されるといっていい。
俺はやる前に少なくとも10以上のツールを試した結果辿りついたのがd3だ。
手帳もフランクリン・プランナーからTime/systemに変え、現在はデジタルのd3とアナログのTime/systemを併用しているのが俺のGTDということになる。
GTDはスキーマだけは決まっているが、個人の運用は千差万別なので、ライフハックスが流行っているのも、他人がどんな運用やどんなツールを使っているか、どこでつまづく原因があるかといった内容を知りたいためなのだ。
それは現在のネット社会、ブログなどによる個人の情報を公開するという時代に即しているのかもしれない。
GTDでとにかくいいのは、何でもそこに入れておきさえすればいいという状態を作り出すことで、いつでもそこを見れば思い出せる、よって忘れることが出来るという状態になれることで、脳のキャパシティを有効活用出来ることにある。
これをしていないと、あれも覚えておかないと、これもやらなければならない、と脳の記憶領域が一時的な大量の記憶に注がれるため、余分な事に確保出来ない。
そのため、新しいアイデアや、快活な精神を沸き起こすことが難しくなる。
常に小テストの前のような状態にさらされているため、そのような状態に陥るといえる。
これをGTDではシステムの受け皿を作ることで、脳が記憶する代わりに、忘れないうちにすぐにシステムに落とし込み、脳が余計な一時記憶をしなくてもよい状態を作り出す。
この状態を一度運用に乗せきってしまえば、色々な物事が、精神的にも物理的にも一度に押し寄せたところで、切っては投げ、切っては投げ、とタスクを次々とこなすことが出来るようになってくる。
全ては目に見える形でシステムの中に入っているので、それを見れば自分を取り巻く状況や迫っているやるべき事、忘れてはならない事が全て明瞭に認識できる。
これは人生を変えるくらいにインパクトがあると断言出来る。
文字を覚えたこと、パソコンを使い始めたこと、免許を取ったときと同様、いやそれ以上に、俺の人生の中でも、最大の変化の一つといっていいだろう。
全てのメソッドを統合する考え方がGTDなのだ。
まさに最強のライフハックスといっていい。
そしてd3はローカルのPCツールの中では最強のツールだと思っている。
オンラインならばRemember The Milk、オフラインならd3というのが俺のお勧めだ。
また、システム手帳のTime/systemはパートナーサイズであるが、これは、
- ポケットに入るくらい小さい。
- タスクリストと日にちのページが分離・構造化されている。
- システマティック。余計な格言などが付いていない。
- デザインがいい。(重要)
などの理由で、これもお勧めのシステム手帳だと思う。
これまでは手帳すら使ったことがなかったが、今ではレシートの金額や、外出先でやるべき事など、手帳がなければ不安になるくらい依存しているが、このくらいでいいと思う。
2.秀丸のはてな式運用
参照記事
- 秀丸の運用Hacks
http://dazero.blog96.fc2.com/blog-entry-15.html
これは、始めたきっかけは、カフェイン中毒クロニクルさんの記事から。
俺は人に比べても書く文章の量は多いと思うが、これまではインプットやアウトプットの場所が決まっていなかったため、ある意味で書く習慣がちゃんとしていなかった。
ブログやSNSなど、その時書く対象に応じて直接書いていたので、テキストの場所は混在し、一元管理出来ていなかった。
自分の書いたものを自分で把握出来ないというのは、ごみを出すばかりで一向片付けもせず散らかり放題、という最悪の状況に陥っているのと同じことだ。
今年2月くらいから、秀丸のGrepで一元管理し始めてからは、何でも安心してまずはローカルに書いてみることが出来る。
その上でブログやSNSなど出す場所を考えればよい。外に出さず、PCにしまっておいてもよい。
これで入力の場所が固定化され、出力はその都度考えるという運用となり、Grepをかければ全てのテキストが一元して取り出せ、自分の精神や時間の流れを見ることが出来る。
これはテキストを一定以上書く人、ブログを書いている人に取っても非常にお勧めの方法だ。
一度書いたテキストは基本的に秀丸に保存されているため、仮にブログやSNSで書いている途中にブラウザが落ちても、何らダメージはない。コピーしなおすだけだ。
もし直接書いている途中ならば、全文消えた後、同じ内容が書けるか、そもそも書く気が起きるかどうかだが、俺の運用では一切関係ない。
俺にとっては、まさに天啓ともいえるテキストの運用方法だといえるだろう。
但し、普段文章を書いたりしない人、特に長文をほとんど書かない人には、やってもやらなくても余り変わらないだろうことは付しておく。
3.Socialtunesによるモノ管理
参照記事
- Socialtunesの威力
http://dazero.blog96.fc2.com/blog-entry-57.html
これは、ライフハックス関連でよく見ていた「シゴタノ!」の大橋さんが紹介していたので知った。
大橋さん自身も本の管理ツールを探していたところ、ブログのコメントで紹介されて知ったらしい。
ブログの力というのはすごい。
シゴタノ!はライフハックスや仕事術のハブブログとして、有効な情報が集まってくるのだろうと思う。
Socialtunesは3月末に使い始めたばかりだが、GTD的に管理することで、GTDでは扱えない部分も補うことが出来る。
Socialtunesは、アマゾンのAPIとデータベースを使って、物を管理するツールだが、そこにタグを付けることが出来るので、欲しいもの、今探しているもの、購入を迷っているもの、今読んでいる本、売る予定の本、読んだり使って感想を書いたものなどを一手に管理出来る。
(感想を書くならアマゾンでも書けるじゃないか、どこが違うんだ、と思う人もいるかもしれないが、アマゾンで出来るのは商品に対する感想を書くことと、自分のプロフィールから感想を書いた商品を一覧出来るだけで、それに付帯するステータス、例えば次の給料で買うものだとか、今読んでいてレビューを書きかけのもの、といった状態を管理する機能は全くない。
あくまで感想を書くだけなので、ツールとしての機能は全く異なる、というか、アマゾンで管理することは不可能だといっておこう。)
GTDは基本的に、やるべき事や身の回りの雑然とした物事を管理するのであり、物自体のステータスを直接管理する目的とはしていない。
また、そうしたツールも基本的には存在しない。
ただ、Socialtunesはその部分のみにスポットを当てているので、物に付属する上記に挙げたような様々なステータスをタグで付与し、アマゾンにありさえすれば全て管理出来る。
個人所有で多くなるのはとりわけ本とCDだと思うが、特にこれを管理するのにはすごく向いている。
モノの管理を全てSocialtunesに委託することで、本来のGTDにも紛れがなくなるというメリットもある。
もしSocialtunesがなければ、GTDツール側で、「CDを買うこと」「PCの調査」「売る本のリスト化」などといったタスクを用意しなければならないが、モノ関連は全てSocialtunesにぶち込めば、GTDツール側ではそうしたタスクを扱わなくて済む。
俺は基本的にツールを増やすのは、IDの管理の手間が増え、やり方やアクセス方法をどこかに記憶せねばならないなど、管理する煩雑さが増えるので、好ましくないと思っている。本当に必要なツールだけ使い、出来るだけ絞っていっている。
が、そんな中でもSocialtunesは必須といっていいツールになりつつある。
また、会社でのタスクでは、社外秘扱いであり、WEBサービスで扱うのは躊躇われるが、Socialtunesで扱うのは本やCDといったモノなので、そういったセキュリティとも関係がないのがいい。安心して使うことが出来る。
同じようなサービスにブクログや本棚.orgがあるが、Socialtunesは、タグが使える、日本語で商品検索が出来るなどの点で、それらのサービスの使い勝手を上回っている。
現在、ライフハックス界隈のブログではかなりの人気を誇っているのだ。
唯一不安なのは、GTDや秀丸のように恒久化された考え方やアプリではなく、アルファバージョンのサービスだということで、いつどうなってもおかしくないということ。
そのため、ある日サービスがなくなってこれまで管理してきた商品データが一瞬にして無に帰す事も覚悟しておかなければならない。
が、そのリスクを抱えてもなお、使う価値のあるサービスだといえる。
以上3つが、劇的に生活の質を変え、効率を向上させる可能性のあるメソッドだ。
これらを日々使っていくと、凄く便利になったというよりは、これが当たり前の事であり、むしろ今までが如何に無駄が多いやり方をしていたのかと痛感させられる。
なお、4番目にくる可能性があるものとしては、マインドマップとMindManager。
参照記事
- MindManagerでマインドマップを行う。
http://dazero.blog96.fc2.com/blog-entry-3.html
高いので試用版しか使っていないが、これは考え方としてはGTDを補完する強力な方法になる。
Socialtunesと同様、GTDでは管理が難しい精神面でのアイデアプロセッサとして活用していければかなり有効だと思う。
MindManagerはツールとして非常に良く出来ているが、スタンダードを買うと4万前後するので、手が出せていない。
しかし将来的に必ず手に入れたいツールになっている。
トラックバックURL




コメント
ご無沙汰しております。以前ちょこっとお邪魔させて頂いた者です。
MindManager、進化しててWindowsで使う分にはNovaMindより全然良かったです。自分も試してみてあぁしまったなぁと(^-^;
あとプラットホームが違うのでもし機会があったらですが、MyLife Organizedがそれなりに高得点だったのでMacでしか使えませんがOmniOutLinerとかOmniPlanも結構いいです。こっちはMacでしか使えないのでプラットホーム間で使い勝手が違う間違いはないもののまぁ偏ってしまいますが。MacBookで2.36kgですしねぇ・・・
Omni系は本気でWindowsに移植欲しいソフトなんですけどね。Merlinしかりマイナーですが。
Posted by yasushi at 2007.04.27 02:03 | edit
yasushiさんどうもご無沙汰しております。
ブログを転々としていまして申し訳ありません。。
MindManagerは、汎用的に使いやすいのがいいですね。
ノード位置がある程度イメージどおりに配置できるので使いやすいです。
NovaMindは、逆に、マインドマップに忠実な実装がいいと思います。
使ってみてどちらかというとMindManagerの方が使いやすい気がしたけど、なにせ高いので中々手が出ません。。
MacのOmniOutLinerとかは、映像で見るとすごくいい感じで、ぜひ使ってみたいんですが、家にWinしかないので、これも手が出せてませんね。
ちょっと家のPCの作業にMacが入るセグメントというのが見出せてないのが現状です。
Omni系にしても、UIの美しいツールは、なぜWinに移植されないのか、Macでばかり量産されるのか不思議ですね。
MyLife Organizedは、チェックボックスでタスクをつぶせるアウトライナーとして見れば使いやすいですよ。
Posted by 田村のきあ at 2007.04.27 04:18 | edit
どうもはじめまして。
かわさきと申します。
Socialtunesで貴殿のレビュー拝見し、
こちらに寄らせていただきました。
私は、経理関係の仕事をしていますが、
GTDやライフハックに興味があります。
d3(d-cubed)のHPも見ましたが、
記述が英語なので、全くわからず、
素人が使えるものなのか、プログラ
ミングの知識が必要なのか、どうな
のでしょうか。
貴殿が言われる
『だが、これを始めたことにより、身の回りの精神的・物理的な物事、抱えている仕事ややるべきタスク、管理不能、管理放棄に陥っていた諸物など、目の付く位置や認識にありながら自分で管理出来ていなかったものが、手元に引き寄せられるようになり、頭の中が明確にクリアになってきたのを感じている。 』
の箇所が非常に印象に残っております。
毎日購読するブログがまたひとつ増えました。
Posted by かわさき at 2007.05.02 22:53 | edit
かわさきさん、はじめまして。
Socialtunes経由で見られたとのこと、ありがとうございます。
ご購読いただけるなんて、光栄です。
何もない独り言中心のブログですが、宜しければお楽しみください。
d3についてですが、採用した一番大きな理由は、WEB経由だと情報漏えいが心配(本当に漏洩するかどうかより、ばれたときのダメージが大きい)こと、あとはプロジェクトの実装がよくできていること、サマリのレビュー機能が強力な点から、ローカル側で使うツールとしてはかなり高評価です。
ただ、サイトは英語なので、とっつきが悪いのは欠点ですね。
色もアレな感じですしw
ですが、動きはTiddlyWikiそのままなので、カスタムも同じです。
俺も最初からd3だったわけではなく、GtdStyleWikiというツールから入って動きを学習し、d3に移行しました。
ので、GtdStyleWikiもお奨めです。(動きに難はあるが、入門用としては非常に適しているので。)
ただ、GtdStyleWikiは作者さんのGTDの解釈どおりの実装なので、もし試される際は本とつき合わせながら学習されることをお奨めします。
GtdStyleWiki
http://www.geocities.jp/wikistyle/gtd/
Posted by 田村のきあ at 2007.05.03 05:11 | edit
◎追記
すいません、d3(TiddlyWiki)についてプログラム知識がいるかどうかですが、基本的には要らないと思います。
マクロの実装は、WEBに公開されているマクロコードをそのままコピーして、Systemというタグを付与して保存、再起動するだけなので。
あと、俺もそんなにプログラムは詳しくありませんが、カスタマイズするときは、Tiddlerの中身を見て、そこからそれらしき書式(TiddlyWiki)に合わせていくだけですね。
書式なので、言語というほどの難易度ではない印象です。
Posted by 田村のきあ at 2007.05.03 05:15 | edit
どうもご丁寧にコメントくださりありがとうございました。
早速、GtdStyleWikiから勉強していきます。
Posted by かわさき at 2007.05.03 10:28 | edit
>かわさきさん
また使用感などご報告頂ければ幸いです。
GtdStyleWikiでGTDをツールで処理するやり方に慣れたら、そのまま使い続けてもいいと思いますし、d3に移行するか、または自分の運用セグメントにフィットする別のツールを探してもいいと思います。
俺の経験では、GTDはツール選びが非常に重要なので、ここで時間をかけても問題ないです。
Posted by 田村のきあ at 2007.05.04 17:12 | edit
こんにちは。かわさきです。
今、GTDのプロセスでいう「収集」が終わったところです。
時間をかけたせいもあり、リストの数はかなりのものになりました。
GtdStyleWikiの使用感といったところは、この段階ではよくわかりません。トラブルはありません。
ただ、GTDのプロセスでは、引っかかったことが・・・・
頭の中に引っかかっているリストの中には、やっかいな仕事もあり、目を背けたくなるものがあります。
他人にやってもらうという道もありますが、どうしても自分がやらないといけないものであるとすれば、どのようにそれに踏み込んでいけばいいのかというところに引っかかっています。
タスクをもっとやりやすいように小分けにしていくとか、こういう仕事に関して理想の状態は何かと考えてみる等、参考書籍には書いてありますがピンときません。
GTDというシステム以前の問題かもしれません。人と話をするのが苦手とか、言うべきことが言えないというところを改善しなければいけないのかもしれません。
貴殿の体験のなかで、何かアドバイスをいただけると幸いです。
長文で失礼しました。
Posted by かわさき at 2007.05.06 15:51 | edit
うーん。
仰った内容だとちょっと抽象的な話しになりそうなので、何か具体的なタスクの例を出してもらったほうがいいかもしれませんね。
イメージ的には分かるんですけど。
ただ、注意点としては、GTDは(works4Lifeさんも書かれていましたが)、『やる気を管理する』わけではないので、マインドハック的な部分は別のハックスを応用するような感じで捉えたほうがいいと思います。
Posted by 田村のきあ at 2007.05.06 19:25 | edit
コメントありがとうございます。
具体例で言いますと
「人に物事をお願いする」
「人に仕事の説明をする」
といったところが、ストレスを感じています。
人それぞれ、そんなこと別にストレスを感じることですか、といわれればそれまでですが、話をしても逆に文句を言われたり、5回以上同じ事を言わないと前に進まないことが多いので、苦痛を感じてしまいます。
ただ、こういったことは、田村さんが言われるようにGTDの範疇では無いのでしょうね。
機械的に物事を進めるしかないかもしれません。
Posted by かわさき at 2007.05.07 06:20 | edit
タスク処理でいうと、
「人に物事をお願いする」
「人に仕事の説明をする」
は
思いついた⇒Inboxリストへ
行動する必要がある⇒NextActionへ
依頼した⇒Waitforリストへ
(報告を待つ必要があるので)
説明した⇒Complete(完了)にする
という流れを経ます。
もし、それらが複数の行動を含んでいると思われたら、そこから細分化し、
「人に物事をお願いする」
「人に仕事の説明をする」
自体はProject(複数の行動を含むタスク)にします。
細分化したら前述と同様に必要なタスクを上げ、Projectに所属させ、行動ごとにタスクのステータスを変化させて完了に導いていきます。
これらは、いわれているようにあくまで機械的に処理した場合です。
GTD上では精神面を特にフォローはしてないので、機械的にタスクを処理するフローに従うことになります。
Posted by 田村のきあ at 2007.05.07 15:10 | edit
で、今回の場合はタスクのステータスの処理は問題ありませんが、タスクをあげても、それを処理させる実行動の時点において精神的な負荷が高いということになろうかと思います。
これは、仰る内容から、
「話をしても逆に文句を言われる」
「5回以上同じ事を言わないと前に進まない」
ことが苦痛を感じる要素になっていることにあります。
この辺りは俺自身も非常に経験があるのでよく分かります。
苦手な人や、DQNな人はどうしてもいるもので、しかし仕事上は彼らとのやり取りなしには進められない場合というのが往々にありますね。
GTDでは前述のように、やる気の管理や、マインドハック的な部分は(俺が知っている限り)特にフォローアップしてない部分です。
よって、多くのハック本では、タスクの処理と、マインドハックという2系統を中心に据えることが多いです。
では、そういう場合どうするかというと、GTDの本にも書いてあったのですが、マインドマップを使って分析します。
俺もそんなには使ってませんが、非常に重要な決断を迫られるときは稀に使っています。
(ツールはフリーだとfreemind、有償だとMindmanagerがいいです。)
マインドマップにより、
「話をしても逆に文句を言われる」
「5回以上同じ事を言わないと前に進まない」
といった要素を中心にすえ、そこから放射円上にそれは何故か?と書き出していき、では、対策はどうするのか?と更に解決策を導き出していきます。
この辺はブレストも入ってますね。
ただその人物の欠点をあげつらうなどあまり無意味な方向に持っていっても仕方ないので、建設的に行動できるような結論までもっていきます。
俺がやるとしたら、
「話をしても逆に文句を言われる」
なぜ文句を言われるのか考える。
伝え方がまずいのではないか、聞いてくれる体制のときに伝えるべきではないか?
「5回以上同じ事を言わないと前に進まない」
なぜ理解されないのかを考える。
資料が不足しているのではないか?
相手にはそれを理解する能力か、聞く意思があるのか?
こうしたことを分析していき、現実世界に反映できるタスクに落とし込めるまでマインドマップとブレストを進めます。
上記は俺が思うだけで、もっと他にいい方法があるかもしれません。
Posted by 田村のきあ at 2007.05.07 15:23 | edit
田村のきあさん、ありがとうございます。
マインドマップを使う方法は参考になりました。
是非やってみたいと思います。
Posted by かわさき at 2007.05.08 04:31 | edit
マインドマップは俺も見よう見真似ですが、以下で実際に使った例を載せてますので、ご参考になればと思い掲載します。
http://dazero.blog96.fc2.com/blog-entry-3.html
ただ、マインドマップは分析ツールに過ぎないので、そこから実際の行動に際してどのようにするかは、また別のハックが必要かもしれません。
分析では何らかの結論を導くことはできても、実行動でいかにしてそれを行うかというのは、やはり一番難しいところですね。
Posted by 田村のきあ at 2007.05.08 16:18 | edit
リネージュらしい迷言...リネージュhttp://linainfo.net/movie/mov0023.zip
Posted by は〜と at 2008.04.15 14:55 | edit
忘れられた島でのWIZによる集め狩り模様...lineage リネージュhttp://linainfo.net/movie/mov0023.zip
Posted by 浜田翔子 at 2008.04.15 15:12 | edit
ゴースティンサーバで活動中のブレインのHPです!動画、フラッシュ、日記等いろいろやってますので、是非遊びにきてください('-'*)
Posted by 松本 at 2008.07.04 01:49 | edit